たべる

こぱんだがマサ☆カドさんに寄りかかってふにゃふにゃ寝て起きたら、
スガワラ先生がニンニクの匂いがするフライパンを持ってふよふよしていました。

スガワラ先生はにょろにょろまでニンニクの匂いになっていて、
「これでスガワラの特製のアヒージョは完璧なのだよポワロさんに食べさせるのだよ」
って、言っていましたけど、スガワラ先生のアヒージョは
アヒージョの素を使って何かを足しただけだったような気がしますのやで。

スガワラ先生はこぱんだとマサ☆カドさんにまず食べさせてくれて、
「スガワラのアウトドア料理どうかね」
って、ドヤァってしてきましたけど、確かに美味しいですけど、
絶品の味とはちょっと違う気がして、マサ☆カドさんと一緒にチラチラチラ見
していたら、スガワラ先生もほっぺたにおててを当ててジッと固まっていました。

スガワラ先生はにょろにょろをぶんぶんしながら、
「スガワラのアヒージョは幻のアヒージョだからそんなに簡単に食べられないのだよ」
って、言ってきましたけど、スガワラ先生のアヒージョは
素に何かを足せばいいだけなのに何で同じ味になりませんのやで。

こぱんだや素に足すだけって何回も言うんじゃないのだよ何を足したか思い出すから待ってなさいよ。
もしかして意外と何にも足してなかったりしませんのやでタダの素で美味しくできたりしませんのやで。